おりひめ

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基本情報 †

画像	プロフィール
	名前	おりひめ
	レアリティ	UR
	勢力	有明
	タイプ	妖術
	役割	防御系
	CV
	SDキャラ
妖怪紹介
天界の戒律を破り、地上で遊び呆けていた困った天女。 天の川での反省が認められ再び地上に降りられることになったが、実際はまったく反省していない 小生意気でナチュラルに人を煽り、他人を見下しがち。 ひこぼしからの熱烈アタックを気持ち悪がっている。
入手方法
【期間限定】新妖女応援ガチャ【要：有料神桜石、初回半額】【５回まで無料可】

スキル †

以下はMAX時の数値となります。

種類	アイコン	名称	効果	消費MP	習得条件
スキル		天衣無縫	敵単体581.33％の妖術ダメージを与える。 正面の敵を優先的に攻撃する。 ２ターンの間、敵の残りHP5％分のシールドを展開し、自身より上にいる味方が受けるダメージ20％分を肩代わりする。 スキル発動中、自身の残りHP以上のダメージを受けてもHP1で耐える。	150	初期
スキル		鵲の双翼	最も攻撃力が高い敵に371.73％の妖術ダメージを与えた後、自身は5％の確定ダメージ受ける代わりに、受けた確定ダメージを２倍にしてダメージを与える。 また、スキル発動中、自身の残りHP以上のダメージを受けてもHP1で耐える。	150	覚醒１
覚醒		天衣無縫・覚醒	知力+1500、耐久+1500。 敵単体581.33％の妖術ダメージを与える。 正面の敵を優先的に攻撃する。 ２ターンの間、敵および隣接する敵の残りHP5％分のシールドを展開し、自身より上にいる味方が受けるダメージ20％分を肩代わりする。 ひこぼしのみ配置は問わない。 スキル発動中、自身の残りHP以上のダメージを受けてもHP1で耐える。	150	覚醒２
覚醒		鵲の双翼・覚醒	知力+1500、耐久+1500。 最も攻撃力が高い敵に371.73％の妖術ダメージを与えた後、自身は5％の確定ダメージ受ける代わりに、受けた確定ダメージを２倍にしてダメージを与える。 天衣無縫により、おりひめが味方１体のダメージを肩代わりするたびに攻撃力が10％UP(最大50％まで)。 また、スキル発動中、自身の残りHP以上のダメージを受けてもHP1で耐える。	150	覚醒３
パッシブ		知力の加護	知力+1500、耐久+1500。	0	覚醒4

アバター一覧 †

ボイス †

ゲームにおいて †

ダメージ分担や自分へのシールドを持つ防御系妖女。
防御系にしては高めの攻撃倍率と確定ダメージを持ち、おまけに攻撃バフまで持ち合わせているため攻撃面も期待できる。

スキルはそれぞれに複数の効果が詰め込まれており、説明が一段と長ったらしい。
これらは一つ一つ分けて列挙するとわかりやすい。

スキル1の攻撃以外の効果は
・敵の残りHPを参照して、2ターン続くシールドを自分に張る効果
・2ターンの間、自分より上の味方とひこぼしのダメージの20%を肩代わりする効果
・スキル発動中にHP1で耐える効果
という三つの要素を備えたものとなっている。

シールドと肩代わりの文章は繋がっているが、2ターンという共通点があるだけで実態としては別個の効果となっていた。
シールドは通常通り自分が攻撃された時のダメージを防ぐものとなっており、肩代わりによるダメージはシールドではなくおりひめ本人が受ける。
また、シールドが破壊されてもターンが経過しきるまで肩代わり効果は継続していた。

HP1で耐える効果は、他の効果が続いている2ターンの間はHP0にならないという効果…ではない。
この効果が続いている間も普通に倒れることがあった。
コメント欄によると、肩代わりしたダメージによって倒れてしまう場合にHP1で耐えるという、なんとも紛らわしい効果だった模様。

スキル2の攻撃以外の効果は
・自身に確定ダメージを与えて、その2倍の確定ダメージを追加で与える効果
・天衣無縫(スキル1)でダメージを肩代わりするたびに攻撃力バフを得る効果
・スキル発動中にHP1で耐える効果
という三つの要素を備えたものとなっている。

まず確定ダメージの追加は「確定ダメージ受ける代わりに」という珍しい記述だが、要するにHPを消費して確定ダメージを与えるという温羅やヴァンパイアや大蝦蟇で前例のある効果である。
ただし、5%というのが何の5%だったかは不明。
残りHPの5%だったのか、最大HPの5%だったのか、攻撃力の5%だったのか、今となっては確かめる手段はない。

攻撃力バフについては読んでの通り、肩代わりするたびに自分にバフが掛かる。
スキル1に内包されなかったのは式神に持たせられる効果を減らすための調整、もしくはスキル1の説明を長くし過ぎないための工夫だったと考えられる。
もっとも、攻撃力バフありで式神に持たせられたとしても使われたかは疑問が浮かぶので、後者の可能性が強そうである。

HP1で耐える効果に関しては、スキル1のように持続する効果を持ち合わせておらず、いつ発揮されるのかは不明。
実装当時には話題となっていたが、結局解き明かされることはなかった。
攻撃が反射された際に耐える効果かと思いきや、そうでもない模様。
反射ダメージが無効にできるようならもっと注目を集めていただろう。
考えられうる中では「このスキルで自身に与える5%の確定ダメージが残りHP以上ならHP1で耐える」というのが有力だろうか。
スキルの各要素についての解説ここまで。

ダメージの肩代わりが主要な特徴と思って良いだろう。
自分より上の味方のダメージを分担する効果は珍しく、同じ効果範囲を持つキャラは存在しない。
(隣接する味方が対象のえびすや、最も攻撃力が高い味方が対象の一目連など、異なる条件で自分より上の味方をかばう手段はある)
パッシブではないので分担開始が少し遅いのは気になるが、先頭のキャラを守るといった用途で使うことはできるだろう。

ただし、分担できるダメージはえびすと同じく若干控えめな20%で、対象を確実に生存させられるわけではないことに注意。
更に20%という割合といっても多人数のダメージを引き受けたり、連続で分担してしまうと、おりひめが耐えきれなくなる危険もあった。
分担の分ならHP1で耐えることはできたとはいえ、HPが減ったところで全体攻撃に巻き込まれて落ちる可能性は低くない。
御守効果でHPが爆増したイベント中ならいざ知らず、通常時だと欲張らず上から2～3番目に置いて分担対象を絞るべきと言えた。

設定上はひこぼしを嫌っている彼女だが、スキル1では名指しでひこぼしが肩代わり対象となっている。
ひこぼし側にも名指しの効果があり、あちらのパッシブで攻撃力バフが貰えるのでコンビとして運用すると良い。
ひこぼしにはHPの比率が低い味方を対象とした回復スキルもあるので、ダメージ分担スキルを持つおりひめとの相性は良いと言える。
…なのだが、前述した通りダメージを分担し過ぎると、おりひめが耐えきれなくなる危険もある。
ひこぼしの分のダメージをお断りするために同伴拒絶というのも、おりひめらしく正しい姿と言えるかもしれない。

小ネタ †

元ネタは言わずとしれた七夕伝説におけるおりひめ。
仙女であるともされ、それゆえこの場合の天衣無縫は彼女の織る着物のことも指しているのかもしれない。
日本においては天岩戸隠れの際に天照へ献上する神衣和衣を織ったアマタナバタヒメ（天棚機姫）と同一視される。
中国での七夕伝説は民話として各地で様々なバリエーションが生まれ、その中でも京劇などで演じられる『天河配』が有名。
内容としては日本人の知る羽衣伝説に近い。紹介文からすると、まほたんではこっちがモチーフと言えるかも。

中国から伝わった行事としては乞巧奠（きこうでん/きっこうでん/きっこうてん/きぎょうでん）と言い、
旧暦7月7日の夜、宮中や貴族の屋敷で織女に対して手芸上達を願う祭だった。
『平家物語』の頃には牽牛・織女の二星会合や詩歌・裁縫・染色などの技芸上達が願われていて、
江戸時代になると手習いごとの願掛けとして一般庶民にも広まった。
なお牽牛星と織女星は『日本書紀』にのみ登場する星神・天津甕星（あまつみかぼし）と一緒に祀られることもあるが、
経津主神（ふつぬし）や武甕槌神（たけみかづち）にも服従しなかったこの星神を征服したのは
意外にも前述の天棚機姫と同じ機織りの神である天羽槌雄神（あめはづちのおのかみ。「建葉槌命」とも）だという。

まほたんにおいては見事なほどの解らせられ系女子(メスガキ)。
それでもひこぼしの嗜好には勝てなかったよ……。
背後に浮かぶ琴の星座は、彼女がこと座α星ヴェガの別名を持つからだろう。
何の因果か、こと座にまつわるギリシャ神話も男女が離れ離れになる話だったりする。
ただし、ギリシャ神話のは死別した恋人を取り戻そうとして失敗する話なので、日本神話におけるイザナギの冥界下りに近い。
ちなみにスキル２は七夕伝説において、天の川を渡る際に鵲（かささぎ）の橋を渡る逸話からか。
当のひこぼしは橋がなくとも泳いで渡ってきそうな勢いである。
七夕に降る雨は天の川が増水して二人が会えないことを嘆いて流す涙だといわれ、
「催涙雨（さいるいう）」の名で呼ばれるが、ヤツには縁がなさそうだ。

スキル名となった「天衣無縫」について掘り下げると、「天女の衣服は糸や針で縫ったものではないため縫い目が無い」という中国の伝説がこの言葉の発祥。
そこから「文章などが自然かつ美しく完成されていること」や「物事が完全無欠であること」を表す言葉となった。
「無邪気で飾り気がない人柄」を表す言葉にもなっており、(クソ生意気だが)無邪気で天女でもある彼女にはピッタリの言葉だろう。
余談めいた話としては、麻雀の役満の一つ「九蓮宝燈」の別名としても知られている。

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